ニートです

 おし,会社辞めたった!正確には2月末まで休職扱いですが。で,以降,同じ説明をこれから何回もするのはめんどくさそうなので経緯をざっとまとめようの時間。

 2005年頃(から遡る),就活真っ最中。当初の「おもちゃ業界に入りたい」な思いはエントリーシートの段階で崩れ去って,目的を変えることにする。大きい会社は大きくなれるだけの何らかの仕組みを持っているハズだから,それを学ぶことを目的にしよう。目安は2,3年で。・・・で,ヒタチの内定もらう。

 2006年4月入社。茨城にあるクルマの事業所の設計開発っていう中途半端な概念の部署に配属される。アフター5,花金っていう言葉が夢のモノだったってことを思い知る。

 中略

 2009年3月決算で会社がド赤字を計上する。そのド赤字のマスコミに対する言い訳がアホ過ぎてガッカリする(為替の変動のせいとか,リスク管理がまるでできていないことを露呈)。

 2009年4月,群馬の事業所に転勤する。オレともう一人の先輩以外は12月付けで群馬に転勤してたんだけど,その先発隊が群馬でも茨城にいた頃の仕事のやり方のままでモノゴトを進めていて愕然とする。それだったら群馬に来た意味ないじゃん…っていう。その他,山ほど不満が鬱積。

 2009年5月,転職支援制度なるものの話が公示される。曰く,会社がド赤字を出したので,固定費を削減したい。そのために人員を減らすので,以下の条件に賛同する社員の皆様はご協力ください。支援1.最大半年間は休職扱いにします(つまり半年間は基本給が支給される)。支援2.転職支援会社を紹介します。支援3.本制度を使って退職する際に,約1年分の給与に相当する退職金を支払います。だから辞めてください。

 嫌も応もなく手を挙げる→周囲(会社の人)から大反対→一人ずつ説得→期限ギリギリで部長からハンコゲット→9月いっぴから休職のハズなのに何故か9月に入っても仕事→でもなんだかんだで引っ越し終了,ヤッター!←今,です。

 てことで,この前東京に帰ってきました。9月付けで半年間(給料もらえる間)ニートです。わあい!で,半年間ふにゃふにゃしたら,1年間くらい海外に行こうと思ってます。いま狙ってるのはニュージーランド。たーのーしーみー!


 ↑の思考回路はさんざん,それはもうあらゆるヒトから反対されたけどさ,オレの中では計画通りなんですよ。小→中→高→大→修士→一部上場企業って,経歴だけ見たら真っ当なんです。オレが真っ当って,ありえんだろ。だからこの辺で逸脱しなきゃ。あと当初の目的だった「会社の仕組みを知る」もそれなりに達成できたし。この会社は仕組みよりも一部のデキル人間で動いているようです(他の事業所は違うみたいだけど)。
 真っ当であった理由は,親への恩返しだと思っています。就職先が決まったとき,片親であることをビックリするくらい気にしていたことを吐露されたので。とりあえずコレで,アナタの教育方針は間違ってないよっていうことを証明できたのではないかと勝手に思ってます。あとは親を含めて幸せルートを歩むために,まずはオレがひとつ道を踏み外すことにしました。絶対,この決断はプラスだって思ってます。

 てことで,NZで羊をモフモフするんだー。