最近読んだ本メモ

 メモ。たまにこういうの書いておかないと忘れるので。

マンガ

外天楼 (KCデラックス)

外天楼 (KCデラックス)

『外天楼』 石黒正数
SFのようなミステリのようなギャグのような、そんなのがキレイに一冊にまとまっててスゴイ。ただ、おもしろかったけど、なんかイヤなモノが心に残るタイプのお話。


REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)

REAL 11 (ヤングジャンプコミックス)

『リアル』(11) 井上雄彦
野宮くんが好き。


WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)

WORKING!! 1 (ヤングガンガンコミックス)

WORKING!!高津カリノ
webの方は読んでたんだけど、本の方はまだだったのでまとめ読み。ファミレスが舞台の4コママンガ。web同様、楽しい。この人のマンガのおもしろいところって、出て来るキャラ全員がツッコミを標準装備していて、ボケのタイプを各キャラに割り当ててるトコだと思う。全員ツッコミで全員ボケ、そして全員、適度に変態。


ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(7) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ』(7) 岩明均
この辺のこの時代は大の苦手だけど(同じ名前の人が多すぎてわけわからない)、『寄生獣』好きだから読んでみた。けど、マンガでも名前覚えられないや。物語自体は楽しい。


よつばと! 11 (電撃コミックス)

よつばと! 11 (電撃コミックス)

よつばと!』(11) あずまきよひこ
シャボン玉と、栗拾いの話が好き。


『ゴリラーマン』 ハロルド作石
懐かしくて読み返したシリーズ。全くしゃべらないゴリラ面の高校生が主人公ってだけでもうおもしろい。

小説

悼む人 上 (文春文庫)

悼む人 上 (文春文庫)

『悼む人』(上)(下) 天童荒太
死んだ人のことをどう考えるかって話。この人の小説は毎回読み終わったあとドへこみするから読むのに勇気がいるんだけど、今回は軽へこみぐらいだった。たぶん物語の中にある悪意のレベルが、他の作品に比べて少し低いからだと思う。へこむけど、この人のお話は読まなきゃいけない気がするんだ。


モダンタイムス(上) (講談社文庫)

モダンタイムス(上) (講談社文庫)

『モダンタイムス』(上)(下) 伊坂幸太郎
お話を広げている段階はすげーおもしろかった。その分、気持ちたたみ方が物足りなく感じた。でもそう感じたのはたぶん僕のこの作者への期待度が高すぎるからで、伊坂さんの本を読んだのがコレが初だったら、ひゃーひゃー言ってたと思う。


儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)

儚い羊たちの祝宴』 米澤穂信
ものすごく砕けた言い方をすると、メイドさんをテーマにした短編集。
誰か↑コレだけの前情報でこの小説読んでくれないかなぁ。帯も見ないで。


氷菓 (角川文庫)

氷菓 (角川文庫)

氷菓』 米澤穂信
米澤さんの本はいままでずっとアタリだったけど、コレはなんかちょっと違った。頭悪い人間のひがみっぽいけど、高1の割に語彙豊富すぎ頭の回転良すぎって思っちゃてダメだった。せめて主人公達が高1じゃなくて高3くらいの設定だったら、まだ楽しめたかもしれない。


沙高樓綺譚 (徳間文庫)

沙高樓綺譚 (徳間文庫)

『沙高樓綺譚』 浅田次郎
コレは帯をそのままパクろう。「富と名声を得た者たちが語りあう、人生の秘事」。浅田さんって、その人をその人のように表現する力がとんでもないと思う。この短編集は基本的に一人称で展開していくんだけど、この本に出て来る刀剣鑑定士の人、精神科医の教授、庭師のおばあちゃん…が、ホントにその人みたいで、かつ物語としても面白いという。あとこの本、ちょい怖い。