本屋で『海皇紀』の新刊の40巻を発見したのですが,その隣にあった39巻を見て愕然。39巻って買ったっけ…?さらに,39巻の表紙のキャラの名前が思い出せそうで思い出せない。なんか緑色のフランス料理みたいな名前なところまでは来てるんだけど,具体的な名前が出てこなくてキーとなって,その場で弟ー!と電話をかけました。ちなみに弟に電話をかけるのは1年に一回あるかないかのペース。

「もしもし?なんかあったの?」
「いや,なんもない。あのね,非常にしょうもない話なんだけど,海皇紀の39巻って買ってたっけ?」
「ホントにしょうもないね。いや,巻数で言われてもわかんないよ。その表紙って誰?」
「えーと,あの,居るじゃん?敵の,強いヤツ」
「ああ,オンブルワ・ゼ・フォレスト?」
「それ!それの巻!」

 「えーと,あの,居るじゃん?敵の,強いヤツ」で一発で答えを引き出してくるコイツはすごいなと思った話。誰の敵とか一言も言ってないのに。そこまでは思い出せるのに,その巻を買ったかどうかは思い出せなかったみたいです。なので40巻と併せて買いました。読んでませんでした。おもしろかった!


 僕がいま働いている建物は3階建てで3階で働いています。で,そこの2階に居る事務系の女子のIさん(20代前半)(カワイイ)とドアのところで遭遇した。ちなみにコイツとは仕事の話以外したことナイ。

「あー!たむらさん!」
「はい?」
「あの,ちょっと聞きたいんですけど」
「どうぞ」
「生年月日を教えてもらってもいいですか?」
「(なんかの登録とかで使うんかな…)1981年6月11日ですよ」
「(メモを取りながら)はいはい」
「ていうか,いきなりなに?」
「いや,あの,ということはおいくつですか?」
「この前28になりました」
「あ,6月ですもんね,おめでとうございます」
「ありがとうございます」
「あと,干支はなにになります?」
「酉年です」
「わかりました。ちょうどよかったです」
「え?ちょうどいいってどゆこと?」
「あっ,えっと,ちょうどたむらさんの席に行って聞こうと思ってたので,ココ(ドアのトコ)で聞けてよかったなって」
「いやいや,いまドモったよね?」
「そ,そんなことないですよ?ありがとうございましたー」

 もうこのやり取りでわかりますよね?完全にオレ,近々実験台とかにされると思うんですよ。ショッカー的な。相手が事務の人だから生年月日までは何かに使うかもなーですけど,干支を聞いてメモるのはおかしいよね?どう考えても業務上の話じゃないじゃん。さらに気になるのは「ちょうどよかった」の一言。「酉年」って聞いて「ちょうどいい」っていう回答をする人がこの世にそう居ますかと。居ませんよ。オレが思うに,この女子ことIさんはなんらかの組織の調査部隊に所属していて,この度その組織が行っている秘密の実験の酉年のヤツが不慮の事故で天に召されて欠員が出ていたところで,たまたまオレが転勤してきたと。そして生年月日を聞いてみたら,あらまぁアタシの予想通り酉年なのね?ふふふ,あのオトコの代わりに使えるじゃない…で出てきた一言が「ちょうどよかったです」…ですよ。我ながら穴のない推理をしてしまってビックリです。もうコレ以外考えられない。

 明日,朝起きたら右手は未来で左手はミニトマトとかになってたらどうしよう…。バランス悪いよな…。

海皇紀(40) (講談社コミックス月刊マガジン)

海皇紀(40) (講談社コミックス月刊マガジン)