この人のメールはすごくおもしろいんだよ

 同じグループの事務担当のおねーさんが異勤になるということで,歓送会を開いてきました。こじんまりとした会だったけど,幹事とか久しぶりだったな。で,そもそもの異勤の理由が「ハード屋が群馬に行っちゃってやることが減るから」だったのに,不思議な理由で,僕らより先におねーさんの方が別の部署に行ってしまうのです。ちょっと待ってよう。仕事回らなくなるよう。ホントに超有能な方なので,移動されるのはすごく痛い。痛いんですよ。だってただ仕事ができるだけじゃなくて,頭の悪い話にもちゃんと乗ってきてくれるヒトなんですもの…!このレベルでツッコミ入れてくれるおねーさん(人妻),そうそう居ないですよ?しかも「この辺でおいしいケーキ屋さんとかありますかね?」ってメールで聞くと力の限りの返信をしてくれるし(10件くらいコメント付きでピックアップしてくれた),なんか疲れたときにはこのおねーさんに適当なメールを送って遊んでたし(席,斜め前だけどメール)その上で,仕事できるしさ。あとたぶんだけど,オレより図面引けるし(オレがダメ)。

 それで話を戻しますが,やっぱり歓送会っていう場なので,ありがとうございましたの意を込めて花束を贈るじゃないですか。そしたら本気でビックリされて「まさかこのグループのヒトから花束をもらえるとは思いませんでした」って言われたのです。そう,そうなんですよ。こういうところの感覚がゼロなんですウチのグループの人間。過去,何人かウチのグループから辞めていった方が居ますけど,いっさいそういうのなかったからなぁ。意味わからん。お花って大事だよね?

 それで,お花と一緒にプレゼントもだよなぁと思って,勝手に個人的に買ってきたリラックマのふにゃふにゃしたペンスタンドもほらよと投げつけました。そしたら「ありがとー」のあとにくすくす笑われたので「どしたんですか?」と聞いたら「たむらくんがリラックマを買っている姿を想像したらちょっと楽しくって」と。たむらくん,と。普段会社では,僕のことを「たむらさん」って呼ぶんです,このおねーさん。僕はそれがとても不満で,何故なら年上のヒトからはくん付けで呼ばれたいタイプなので,それはもういつもたむらくん呼ばわりされたかったんです。その夢がついに叶った…っていうか,ただ単に仕事の場だったから,さん付けだったみたいです。そんな切り分けしなくていいのにー。このおねーさんだったら,常にくん付けで,上からものを言われたい。

 そんな感じでこのおねーさんも年内いっぱいでウチの部署を去るし,他にももう何人か山梨に行っちゃったし,群馬にも行ってるし。だんだんヒトがバラバラになっていってつまんねえなぁ。あと部長しゃべりすぎ。なぜ主役を差し置いてお前が絶好調なのさ。きょうは誰よりもおねーさんにしゃべって欲しかったんだけどなー。