違う違う。昨日書いたことは昨日書こうと思った事じゃない。この話を書こうと思って自分のブログをクリックしたのに、全然違うこと書いて終わってんのな。どんな脳してるんだ。

 で、書こうと思った話。コンビニでホームレスのおっさんに声をかけられた。「おう、にーちゃん」って。なんかよくわかんねえけど、いかにもヤの字のおっさんとか、ホームレスのおっさんとかに、ちょいちょい声をかけられるんだよなぁ。今回の人も、もちろん全く知らない人で、ワンカップを片手にして、ヒゲはぼさぼさだし変なニオイするし、鼻水で両鼻の間がブリッジされてるようなおっさんだったんだけど。こういう時は知らん顔をするのが、ある意味正解なのかな。でも、なんだか知らないけど、返事しちゃうんだよね。「おう、どうしたおっさん」って。

 話を聞いてみたところ、さっき、数年ぶりに親に電話をしたそうだ。「オレはバカだし、なんにもせずにふらふらしてるんだけどな。こんなバカな息子でも、オレの親は『今年の正月は帰ってこいよ』って言ってくれたんだ」と、下手くそな笑顔で話してくれた。「親は大事にしなきゃいけねえな、にいちゃん」って。「そうか、よかったなおっさん。楽しい正月が迎えられそうだな」と話しつつ、帰りのバスの時間が迫ってきていたので、おっさんと握手してさよならしようとしたときの会話が以下。

「そうだ、いいか兄ちゃん、女を口説くときはな、まずケツを触るんだ」
「なんでいきなりそんな話に。ていうかそれ犯罪だ」
「いいんだ」
「よくねえよくねえ」


 こういうのが転がってるから、知らない人としゃべるのは楽しい。