うわ、ひでえな前の。いいけど。先週は休みボケ丸出しで、仕事してるふりしてサボってました。全然やる気でない。最近リリースした回路のチェック作業やってて、コレのこの機能やばいんじゃね?って上の人に投げたくらいで、いたってオレは平和。上の人は大変そう。

 前回の日記で改めて痛感したことは「事実ばっかり書いてると終盤どうしたらいいかわからなくなる」なのですが、今回もあえて事実を書こう。台湾の話ツー。今回の、僕にとっての台湾旅行の目的は「故宮博物院http://www.npm.gov.tw/ja/visiting/exhibit/exhibit_03.htm)に行く。お宝見る」だったのです。故宮博物院というのは、中国のなんだか偉い人が、中国のお宝をかっさらって台湾で展示してるというステキな博物院でして(勝手にそう解釈してる)世界四大博物館のひとつという地位に居座っているというところです。ルーブルとかと並列だってさ。そんなん、見たいじゃん。四大チョメチョメとか限定モノとか、そういうの大好きなのです。

 で、見てきた。ここのメインはなんと言っても白菜と豚肉なのです。まぁ待てここは定食屋じゃない博物院だ。白菜はね、翡翠100%でできていて、誰だかが翡翠を白菜っぽく加工したモノでオマケにコオロギみたいなのがその白菜の上にチョコンと乗っかっているという作りになっているのです。そのセンスに感動して、おみやげ屋さんで白菜ストラップ7個買った。欲しい人あげます。一方豚肉の方は、なんだかよくわからん石でできているのですが、豚肉っつーか角煮?皮があって、脂身があって、肉の部分があるの、その石。その白菜も豚肉も、ガラスケースに厳重に包まれてそれはもうお宝お宝な感じで展示されているのです。中国人アホだな。これを発見したのがたまたま中国人だったから良かったものの、仮にイギリスにこの石が転がってたとしたらキックですよこんなモン。お前、中国で転がっててよかったなー、って博物院で心底思った。角煮に似ている石の需要なんて本気で局地的だからな。

 さて、事実ばっかり書いてると終盤どうしたらいいかわからなくなるの方程式にどっぷりハマっているわけですが。今日一番おもしろかったことは、中日の帽子をかぶってるヨボッヨボのじいさんが横断歩道を渡っていたことです。轢かれろ轢かれろ。