ダイスをころがせ!

 選挙のお話。弟が「コレ読んだら選挙に行かなきゃって思うよ」って言って貸してくれた本です。そしてこの前の選挙行かなくてごめんなさい…。選挙当日も不在者投票の日もこっちに居なかったとはいえ、やっぱり投票しなかったのは事実です。次はちゃんと行きます。ずっと前に島田紳助が言っていたんですけど、「わからない」っていう理由で投票しないのは絶対にダメだと。もし政党の主張がわからなかったり、票を入れたい党がなかったら、白票でいい。それでもいいから必ず自分の意思を「投票」って形で示さなきゃいけないんだって話を聞いて、単純にそうだよなーって思った記憶があります。


 そしてこの本でも同じように「国民はちゃんと投票しなきゃダメだ」っていう話を、34歳の元新聞記者が無所属で立候補する、という話を通して主張しています。ぼくは先日の日記でも書いたように政治知識がからっぽなので、これを読んでいて「そうなんだ、そうなんだ」って思うところが多々ありました。一番思ったのは、やっぱり飛んでいくカネの桁が違うってことなんですけど。ともかくこの本を入り口に、もうちょっと政治の方に目を向けていきたいと思っています。自分の国の将来がかかってるんだもんなー。「わかんない」を理由して政治の話をないがしろにするのはもうやめよう。


ダイスをころがせ!〈上〉 (新潮文庫)