修了式

 大学院の修了式がありまして、先輩方の送別会もあわせて行いました。こんかい修了したM2の中でも、特に二人の方にはすげー遊んでもらいまして。M先輩(女性)とN先輩(男)。この二人は、工学部のアンテナ研究室っていうマニアックな空間に4重くらいの間違いを犯して来てしまった人たちで、つまり、普通の感覚を持っている人たちなんです。そんな普通の感覚を持ちながらも、やっぱりマニアックなところに来ただけあって濃いキャラではあったんですけど、なんつーか、疲れたらこの人達とだらだらしゃべってけたけた笑って、そんじゃまたがんばりますかーっていうリズムを作っていたので今後オレはそのリズムをどう作ったらよいのやらです。M先輩はマジでいい人で、どんなに興味がないであろう話をしても、にこにこしながら「そうだよねー」「え?ホント?」など話を合わせ続けてくれるので、つい心が荒んだときには、お菓子片手にM先輩のところに行って話していたものです。そんなM先輩とは別れ際、30mくらい距離が離れた状態で

「Mせんぱーい!」(手をぶんぶんふる)
「たむらくーん!」(手をぶんぶんふる)
「おつかれさまでしたー!」
「たむらくんもがんばってねー!」

というさよならパターン。大好きですと言い忘れたのがすげー心残り。そしてN先輩は先輩というか8割方友達のノリで接することができた人です。冗談をちゃんと冗談と認識してくれる人だったから、平気で「頭悪いですねー」とか言えたし、なんだかろくでもない話をしては「だっはっはっ」とバカ笑いをしたり、あとこの先輩は感情を素直に出す人なので、感情をひた隠すタイプの僕からしたらおもしろいこと満載人だったのです。「たむらのお母さんが作った卵焼きが食べたいです」という奇跡のメールを送りつけてきたしなぁ。弁当横取りされて以来、彼はオレの母の料理ファンなのです。「就職先決まったら連絡しろよ。がんばれな」との言葉を最後に、N先輩ともさようなら。


 一年後、オレもこんな日記を書かれるような立場に居られればいいんだけども。とりあえず就活からがんばります。明日JRのOBの人と会ってきます。