ナウシカ読んだ

 ナウシカ怖えー!

 コレも高校の時に「バイト代入った→古本屋に直行してまとめ買い」してた時期に購入した本なので,たぶん10年前後ぶりに読んだ。なんでそんなに間が開いているかというと,読んだ直後に友達に貸して以来帰ってきてないからです。催促するのもめんどくさいくらい帰ってきてない。この漫画を読んだのは今回を含めて3回目で,1回目に読んだときにワケがわからなくて,立て続けにもう1回読んでわかった気になって,それで今回,サッパリ内容を忘れていた状態で読みました。で,その感想が冒頭の一文です。ナウシカ怖いよぅ。

 ナウシカが怖いというより,人間が怖い。このマンガの後半をかいつまむと,いつの間にかニンゲンは腐海の毒に耐えられるように進化していて,その代わりキレイな元々の世界では生きられないようになってしまいました。腐海の役割は,この世界を浄化することです。浄化されたあとは,いまのニンゲンは生きていけません。だから,そんなキレイになった世界でも生きていけるニンゲンのタマゴってヤツを用意しました。それをナウシカに託すぜ的な話になるのですが,ナウシカはそれを巨神兵を使って握りつぶしちゃった。そんなん偽りだって言って。善悪ってなんだろなー。

 僕みたいな脳がゆるいヤツは,トトロを観てさつきー!って言ってる方が性に合ってる気がします。

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