今年のゴールデン３

　ひーろーしーまー，に，行ってきたよ。なんかストレートにおもしろかったからあんまり書くことねえな。お好み焼き食べてー，路面電車の写真撮ってー，町中ぶらぶら歩きすぎて右膝の裏が痛くなってー，お日様が沈んだ頃からだんだん…歩くのが辛くなりました…。一歩踏みしめる度に膝の裏おじさんがギューとつねってくる感じ。右足だけ。

　ということで，広島っぽいところをぐるぐると歩いていました。原爆ドーム・広島城・広島球場・駅・地下・原爆ドームみたいな。
　この地に原爆が投下されたとき，この街には2回突風が吹いたらしい。1回目は，地上数百メートルで爆発した瞬間，周囲の温度が急激に上昇（爆発直後の火球の大きさは直径300メートル程度，表面温度は７０００度）熱は高いところから低いところへ行くので，爆心地を中心に熱風が広がる。すると今度は，爆心地の気圧が急激に下がる（熱い空気が飛んで行ってしまって真空みたいな状態になる）。空気は気圧の高いところから低いところへ流れるので，爆心地に向かって風が集まる。真空パックに穴を開けたら空気が吸い込まれる感じ。これが2回目の風。そして爆心地に集まった空気の行き場が上しか無くなり，上昇気流が発生する。きのこ雲ドーン。

　戦争，反対。

　しばらく歩いて小腹も空いた頃「むさし」というおにぎり屋さんを発見。持ち帰りも出来るとのことなので，メニューを眺めていたら「山賊おにぎり」なる勇猛なおにぎりがあったので購入。1個450円ナリ。たけー。それで縮景園っていう庭園で，ふくろをがさごそと開いてみたら，まぁ大きなおにぎりが。三角のハンドボールくらいあったよ。さすが山賊，勢いあるなーとかぶりつくと，中には具が二種類（鮭と昆布）も入ってて，ますますお得感ですよやっほーい！って！鮭と昆布って海じゃん！海賊じゃんお前ー！！←広島で一番テンションがあがった出来事。

　22時に友達と合流する予定なんだけど，22時って（向こうは当日仕事で，職場から広島直行）。一人で飲み屋に行く勇気もなかったので，デパ地下で日本酒を買って，原爆ドームを背にしばらく飲んでた。目の前を流れる相生川の対岸で，ギターをじゃんじゃか鳴らしながら歌っているコンビが二組いて。そいつらは競い合うように声を張り上げていたので，歌が混ざってわけわかんなくなってたんだけど，平和かなって思った。

　それで，友達と合流して飲んだ。やっと飲み屋に入れたよ。瀬戸内海の魚を出してくれる店だったんだけど，あなごの洗いが秀逸でした。よくぞオレのために洗われてくれた。刺身と日本酒。楽しすぎる。ありがとう広島。

　ちなみに写真は，夜の原爆ドーム。なんか変な光が飛び交ってる。カメラが珍しいのか？