デリカシーのないことされた。


 昨夜,熱が38℃,今朝も下がらずだったので会社に休みます連絡をした30分後に,1℃下がった。なんかコレで本の一冊くらいは書けそうだ。それはともかくとして,38℃出たという事実が大切なので病院に行ってきました。ネットで近くの病院を検索したら口コミ評価で「待ち時間が5〜10分くらいでイイワヨ」的なコトが書いてあったので,そこの病院に決定したところ,診察までに2時間,診察後に1時間待たされたよ。オレの午前中を返せ。

 それで医者に「どうしました」となんのひねりもないことを聴かれたので「昨夜熱が出まして…」と言ったら「じゃあ,インフルエンザの検査をしよう」早い。早いぞ医者。もうちょっとオレについて興味を持て。っていうかほぼ間違いなくこの症状はインフルエンザじゃないって,という話をする前に「隣に検査室があるから,そっちに行ってください」と。ココに至るまで1分弱。どう考えてもコレ,検査させて点数稼ぎしてお金をいただきましょう作戦にしか思えないよなー。久々にひどい医者を見た。

 検査室に入ったら,おばちゃん看護士登場。席に着くなり「ハイ」と手渡されたのは一枚のティッシュペーパー。受け取るオレ。止まる時間。5秒後くらいにおばちゃんが,ちょっと小馬鹿にした感じで「鼻水でウィルスの検査をするから,鼻水出して」と。わかんねえよ。「ティッシュ=鼻水出せ」をくみ取れるほどオレは大人じゃない。まぁ言われたから出すけどーと思ったら,おかしい。基本的に鼻水には事欠かない男なのに,こんな時に限って鼻腔カサカサ。「すいません,出ないです」と言ったら,おばちゃんが「そう」っていう顔をし,細い綿棒みたいなのを取り出してオレの鼻の中をグルングルンしてきやがった。いや待て,カサカサだって,あ,でもそんなにされると,くしゃみ,くしゃみが出る,が,出そうで出ない,あ…出ない,けど,出そう,かもしれない。くらいのところで綿棒を鼻から引き抜かれ,明らかに「まぁいいか」という顔をされた後に「待合室で待っててくださいねー。10分くらいで検査終わりますから」その直後にくしゃみ6連発。

 1時間後(1時間後)。お前らの10分って何分なんだ…とイライラ状態で再び診察室に呼ばれた後の医者の第一声が「あ,マイナスですね。それじゃお薬出しておきますから…」「いやマイナスってなんだ!」おばちゃんといい,この医者といい,自分たちにとっての当たり前が世間にとっても当たり前だと思っている連中は大嫌いなのです。なのでこの医者,もう行かない。ちなみにマイナスだとインフルエンザじゃないってよ。だからわかってるよそんなこと。