龍馬

 津本さんのです。5冊読むのに何ヶ月かかったんだ…。余裕無い生活送ってんなーホントに。でも今日は休みました。10時間寝てやった。そんでこの『龍馬』ですけども、司馬さんのがエンターテインメント重視なのに対して、こっちは史実に忠実でした。坂本龍馬の教科書作ったらこんな感じになるんじゃねえかな。読みながら「へー、そうなんだ。そうなんだ」ってポイントが結構ありましたよ。特にいろは丸の部分が詳細に書いてあってステキでした。なのでこの前24時間テレビでやってた銃の引き上げ作業も「これ、銃出てきたら歴史かわるなー」って思いながら眺める事ができました。やっぱりバックグラウンド知ってると楽しめますよねー、あーゆーのって。400丁積み込んでたなんて嘘らしいですから、あの話。紀州藩にふっかけたんだとさ。あと、龍馬暗殺の検証にも数ページ割いてあって、やっぱりこれも「そうなんだ、そうなんだ」でした。あのレベルの遣い手二人を一瞬で斬り殺すんだもんなー。やっぱすげーよ昔人。

 ただ、ひとつ不満を挙げるとするならば、「世界の海援隊をやります」のお話がなかったトコですかね。すげー好きなのにこの場面。