また羅列しなさい。わかりました。

 んなヒマねえのによ。バイトしてきました。バイトっつっても研究室絡みのものだから緩いんですけどね。ファイル名書いたり周波数読み上げたりしてるだけで、日給1万五千円なり。具体的な作業内容ココに書こうと思ったんだけど、一応企業秘密らしくて情報がバレたら訴訟問題に発展しかねないってことを小耳にはさんだので書きません。訴えられるのはイヤだ。つーか敵に回して勝てる相手じゃない。目の付け所がスルドイところとかです。


 研究室のお仕事でひとつすっかり忘れていたことがあって、ほぼ間違いなくあしたそれに関して助教授から小言が舞い降りてくるので学校行きたくないです。すでに胃が痛い。こいつの説教の仕方ねちっこいから大嫌いだ。もっとスッキリ指導できんのかね、教育者よ。いやまぁ、仕事やり忘れてたのはこっちのせいなので言い返せませんが。


 アンテナならアンテナでいいんだけどさ、いまはもうその基本原理を追求する段階じゃないんですよ。アンテナなんかもう出尽くしちゃってんだから、次はそれをどんなアプリケーションに適応させていくかってことが大事だと思うのです。そういったことをするにあたってね、重要なことは、やっぱいろんなことを知ることだと思うんですよ。もちろんひとつ芯というか軸を持つことは必要です。それが、あーもうアンテナならアンテナでいいですよ!アンテナの勉強はしなきゃならんのです。ただ、それだけじゃもう食っていけないよ、たぶん。大学生なんて時間あるんだからさ、っつか大学生が遊んでるってイメージ持たれてるのは遊んでる大学生の方が目につきやすいからで、研究してる人間は研究室にこもってるから目立たないのです。してる人はしてるんですよ。オレはしてねえけど。話それた。で、時間あるんだから、いろいろやらせりゃいいんだ。てきとーにクジかなんか引かせてさ、よし、それじゃお前一ヶ月ここの空豆の研究をしている研究室通え、みたいなのでもいいと思うんだよね。きっかけなんてなんでもいいんだから、とにかくその世界に足つっこんでみるのはおもしろいと思うんだけどなー。で、そうやって世界を無理矢理でも広げていけば(無理矢理じゃなくて教育機関が広げやすい環境作りをしてくれるのがベストなんだけど)、自分の軸となってる分野をこーゆー状況に適応させてみようっていう発想が生まれやすいんじゃねえかな、と。そーゆーことができてないから、いま無線屋さんはみんなケータイばっかり見てるんだと思います。みんなそっち見てるんだから、ちょっとは他のところに目を向けろよ。いやまあ目先の金を追うのも仕方ないとは思うけど、docomoとかこのまんまじゃこの先やっていけないし。でも金はいまんとこあるんだからなんか変なこと研究させたらいいんだ。電磁波使って、すごい滑らかな舌触りを演出する空豆作りをするとか。高尚な目標を抱いて研究開発するのもいいけど、もっと衣食住を充実させるようなことを念頭に置いて行動していきませんか。それが実を結べば、住みやすい国になると思うんだけどなー、日本も。いまが住みにくいってんじゃなくて、今後たぶん住みづらくなるし、このままじゃ。そんで、結局被害受けるのは貧乏人だもんな。だから金持ちのための研究じゃなくて貧乏人のための研究しようよ。

 っていうはなしを先輩としてたのさ。すごいマジメじゃねえ?