の秋

 6,7年前に「コレ、すげーおもしろいな」と思った本を2冊読み返してみた。『パーフェクトプラン』と『流しのしたの骨』。

パーフェクト・プラン (宝島社文庫)

パーフェクト・プラン (宝島社文庫)


流しのしたの骨 (新潮文庫)

流しのしたの骨 (新潮文庫)

 どっちも大学生の時に読んで、どっちにもひゃーひゃー言っていたのに、いま読んでみると『パーフェクトプラン』はそうでもなくて、『流しのしたの骨』は変わらずにおもしろかった。何だコレ?

 物語に対する価値観が変わっているという意識は全くなかったのに、実は全然そんなことなくて思いっきり変わっている領域があるんだってことに気がついて、それがなんだかショックで、酒を飲もうって思った夜。そんなこんなで、読書の秋、到来です。本を読もう!

 ちなみに、コレと逆の現象が発生しているのが『ドラゴンボール』。数年に一回くらいのペースで読んでるんですけど、読むたびに「コレってこんなにおもしろかったんだ」とため息をついてしまいます。リアルタイム(中学生くらい)の時に「フリーザ編以降はナシだね」とか偉そうに言ってたオレを殴ってやりたいくらいです。エンターテインメントってこういうことなんだろうなーと感じるようになったのは何歳くらいからだろう。なんだかんだで、全編通して結局おもしろいのがドラゴンボールのすげえトコ。

DRAGON BALL(全42巻セット) (ジャンプコミックス)

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