キャッチボール

 7月の半ばくらいかな。地元の友達から「キャッチボールやろうぜ!」っていうメールが届いてから、大体週末はキャッチボールっていたりします。メンツは僕と、そのメールをくれたヤツと、もう一人の3人でやってるんですけど、メールをくれたそいつは、少年野球をバリバリやってたヤツで、あともう一人のヤツは、高校生の時、野球部で。一方僕は、小学生の高学年の時に、地元の野球チームでふわっとやっていたくらいなのでダントツで下手なんですけども。でもね、そんな下手王の僕なんですけど、スーパー楽しいんですよキャッチボール。ただボールを投げて捕って投げて捕ってしているだけなのに、なんでこんなに楽しいんだ。

 あとね、その楽しさと同じくらいウキウキワクワクしたのが、グローブを選んでいるとき。ホントに久しぶりにキャッチボールをすることになったから、押し入れの深いところをガサゴソしてグローブを引っ張り出したんだけど、そいつがもうパッキパキだったんだ。いくらなんでもコレじゃなぁ…と思って、近くのスポーツショップ(そこそこ大きめ)にグローブを買いに行ったんですけど、そのときの興奮たるや。

 あのね、靴とか服とかPCパーツとかを選んでいる時の興奮とは比にならないくらい楽しかったんだ。なんなのこのグローブの魅力って。アレも欲しいコレも欲しいもっと欲しいもっともっと状態ですよ。時を忘れるってこういうことを言うんだろうなぁっていうくらい、左手につけては感触を楽しみ、取り替えては感触を楽しみで、正味2時間くらい、コイツいいなぁ、あ、コイツもいいなぁって。

 そんなことを踏まえて訴えたいことが2つ。過去、野球少年だった君たちは、スポーツショップのグローブコーナーに行ってご覧なさい。マジで楽しいから。あと、いま男の子のお子さんをお持ちのお父さんは、是非、野球体験をさせてあげてください。なかなか複雑な球技だけど、得るものはそれなりにあると思うんだ。野球って、いいスポーツだよ。