iphone in the Washing machine and then

 普段だったら、こんなことはありえない。たぶん、慌てていたんだと思うんだ。

 家に帰ったらちょうど母が洗濯をしようとしていたタイミングで「洗うモノがあったら出して」と言われたので着ているモノをささっと脱いで洗濯カゴに放り込んだんですよ。放り込んだからには当然僕は裸なので、そのまま風呂に入りました。

 それで風呂から上がり、GREE三国志のクエストでも進めようかなぁと思ったら、おれのiPhone4ちゃんが見つからない。ちなみにiPhone。それまで使っていたSharpガラケーがぼろっぼろになったので、いい加減買い換えようかなぁと思ったのが今年の2月くらい。で、SoftBankのおねーちゃん(かわいかった)に「iPhone4て、いままでのとどう違うの」と聞いてみたら「画面が3GSに比べて4倍キレイです!」と意気揚々と答えてきやがったので「4倍って何が4倍なの?解像度?画素数?それとも洗剤みたいに御社比で?」って聞いてみたら途端にあわあわして裏に引っ込んで、慌ててオレのところに戻ってきて「が、がそすうです!」て答えてくれた。かわいい。

 しまった、大胆に横道にそれた。それで、ケータイを探しても見つからないわけですよ。おっかしいなぁと思って、家の電話を使ってかけてみたら「現在電波の届かないところに…」のあの声が受話器から聞こえてきて…。みなさんご存じ、あの何度味わっても慣れない「やっちまった」感に全身を襲われてですね。やっちまったなぁ…と思いながら洗濯機の電源を落とし、洗剤まみれの洗濯槽に手を突っ込んでジーパンを取り出して左ポケットをまさぐったら…薄っぺらい長方形のアイツが居てさ…。

 そこそこ電気の知識は持っているので、電源ボタンは押さなかった。ただひたすら、ケータイから取れるだけの水分を取り、乾かすことに終始して経つこと24時間。ドキドキしながら電源ボタンを押してはみたけれど、何分押し続けても起動時に出て来るリンゴのマークは表示されなくて。「この子はもう帰ってきてくれないんだ…」と途方に暮れたところで、続きます。続くような話でもないんだけど、眠い。